無茶苦茶でござりまするがな

怠惰なる日々、ふと思い付いた落書きメモ

日活「大出世物語」という、不思議な映画【昭和の名画】

 

オドロキの「小沢昭一」初主演!浜田光夫」新人で初登場!

 

<ざっくりとストーリー>

主人公の「六さん(小沢昭一)」は、リヤカーを引っ張り、紙屑を拾って生活している「屑屋」だった。毎日毎日「安井印刷株式会社」へ出向く「無遅刻無欠勤の働き者の屑屋」なのである。この六さんには、高校三年生の娘 高子(吉永小百合)がいて、その恋人が安井印刷社長のボンボン、安井健一(浜田光夫)だった。うわぁ~なんだかなぁ…設定。

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ある日、難題が持ちあがる。六さんが会社に出入りするのは“モグリ”であって、いままでは使丁長(差別用語?)が見逃していた。

ところがその人は停年退職となり、新しい「折原(木島一郎)」という堅物の使丁長が「これからは、六さんも広子も、二度と出入りしてはならんっ!」という。

六さんは、この会社へ出入りする「闇屋の日米商事社長 広子(渡辺美佐子)」と“犬猿の間柄”だったが、共通の問題「出禁」を抱えて、共闘をはじめる。仲直りの飲み屋の席では…

六さん「おいっ、千円で今晩どうだい?何ならあと、五百円出そう!」

闇屋広子「冗談じゃないよっ!そんな安モンじゃないよっ!」

こんな口説き方って、あるかぁ?ヒドすぎる<笑

翌日、まずは高子を使って、三万円の買収工作から回復作戦が始まる…。

(※「闇屋」戦後しばらくは統制価格の「配給品」だけでは、国民は生きられなかった。その一方で「相場価格」でいくらでもモノが手に入る「闇市」も存在し、そのヤミ市場で活躍した、通称 「やみや」と呼ばれる“企業行商人、テキ屋”がいた)

 

源氏鶏太の原作を、阿部豊が監督。

○日活映画、65分モノクロ、1961年の公開。

○ロケ地 江東区 亀戸 横十軒川べり一帯と想える。

 

屑屋が大企業社長となる、昭和時代の恐ろしさっ💧←映画やんっ!

 

▽昭和三十年代の印刷工場が興味深いね。凸版の拾い屋がいる。

youtu.be

▽唐突にハッピーエンディングを迎える。なんじゃそりゃ~?

youtu.be

~その後の展開を勝手に予想~

 

六さんの零細企業(河野商会)が仕掛けたM&Aで、大会社(従業員は130人)安井印刷の乗っ取りが成功した訳だが。わずか一千万円の株式で、代表権が手に入る企業体では「鼻くそ」レベルな気がする。

多分この後、イノベーション(業態転換)して、折原秘書を副社長に引き上げ「リサイクル産業」として発展していくモノと想われます。もちろん浜田光夫吉永小百合は、このあと仲違い必定(身分の違いから、笑)ですね!

 

参考出典/Nikkatu.com、ウキペディア (1000文字、Thank you. Enjoy the movie!)