無茶苦茶でござりまするがな

怠惰なる日々、ふと思い付いた落書きメモ

四月一日のこと、『令和』が新しい元号と決まりましたが、これ大丈夫なの?【元号考】

元号は『令和』と発表した。萬葉集から文字を採録したと云うが、昭和と何が違うのか?音やイメージが、妙にダブるからね。実際どうなんだろね?ふと思ったのは「令」この文字にはいいイメージが湧かないこと。例えば、命令、号令、指令、と嫌な感じ、ほら昔から“律と令はセット”だからさ。でも書きやすいのはまぁ、イイ点なのかな。

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官房長官が発表した

これほんとに国風元号と呼んでいいのだろうか?

発表前、出典は萬葉集が有力と云うから、思っ切り雅な和風で名ずくと想っていた。すくなくとも“萬葉集内の歌”から採録するのが普通だろう。ところが新聞記事(以下に引用)に拠れば何のことはない、序文の漢文体から採録したという。

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萬葉集の世界観とは

『令和の文字を引いたのは、万葉集巻五に収録された梅花の歌の「序」この梅花の歌は32首あり、大伴旅人を中心とするグループが詠んだとされる。漢字の音だけをあてて表記された「歌」と違い「序」は表意文字としての漢字を使った漢文体であることも出典として適していた。

初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉をき、蘭は珮後の香を薫らす

『令月』とあるのは『素晴らしい月』という意味。まさに天皇の代替わりに伴う季節感と、平和を謳歌しているというイメージを受ける」「令」には「令嬢」「令息」といった言葉に使われるように「よい」という意味がある。また「令」の漢字の構造は、ひざまずいている人に申しつけているという形で「命令」の意を含む。このため、令和を漢文調にすると「和たらしむ」とも読める』

(引用 日本経済新聞2019/4/1付)

要するにハナから漢文ありきだったんだ、結局のところはねぇぇ。萬葉集は“単なるカムフラージュ”に使っただけなんだ。このことに一体なんの意味があったのか??

 

やはり「令」の文字には大変な意味合いがあった

ウキペディアの「律令」のページにはこう書いてあったぞ。『秦、漢においては「令=詔」※であり“令”は皇帝の命令(詔)を指し“律”は個々の詔(令)の文中に盛り込まれた規範的部分のみを指した。』と言うこと。(※『史記』秦始皇本紀)

これ要するに「詔=命令」されたなら、謹んで「承れ=和せよ」という意味にとれる。「令和」には、なんだか“きな臭いモノ”を感じる。まるで「王政復古」じゃないか?!

…穿ちすぎかしら??

 

 平成元年は、激動の幕開けだった! 

minminzemi81.hatenadiary.jp

付記/NHKニュースより(2019年4月2日付)

○新元号の選定作業で、政府が示した六つの原案すべてが明らかになり、新元号に決まった「令和」以外は「英弘(えいこう)」「久化(きゅうか)」「広至(こうし)」「万和(ばんな)」「万保(ばんぽう)」の五つの案でした。

○「令和」の考案者は関係者の話などから、万葉集が専門の国文学者、中西進氏とみられます。